SJの勉強コンサル

自分の知識で相手の人生が救われることを目指しています

MENU

【動画セリフ】部外者が一橋大学国際・公共政策大学院のHPを実況

www.youtube.com

※ここにある文章は動画のセリフですので、視聴していただくことを推奨します。

オープニング

 今回は一橋公共政策大学院のホームページを見ていきたいと思います。このシリーズはあまり人気ないですが、受験生のためになれたらと思って、最後まで続けたいと思います。まず、ここはトップ画面です。他の公共政策のサイトと比べてデザインがシンプル寄りです。一橋らしく渋いです。

院長メッセージ

 まずは院長メッセージを見ていきます。備わってほしい要素に国際性があり、多くの科目が英語で開講されておりと書いています。ここから、海外に興味が持てない方は向いていないのではないかと思います。
 次に協働のスピリットがあります。この大学院は研究に重点を置いていて、他大学から1人で学問するのに向いていると喋る人もいるんですけど、グループワークの授業もあるということなので、一定の協調性は求められると思います。

3つのポリシー

 次は3つのポリシーです。カリキュラムポリシーの公共経済とアジア公共政策プログラムのところに少人数のゼミに所属するとあります。公共政策大学院でゼミがあるところは珍しいです。やはり、何かの研究テーマを追求することに重点を置いているのかもしれません。さらに、ゼミがあると同期と触れる機会が多くなることから、友達作りにもなると思うので、そこもゼミをする楽しい要素かもしれません。

特色

 次は特色です。法律学・国際関係のコースと経済学のコースの2つからなるとあります。工学系のコースが無いので、理系の人はこの大学院を選びにくいのではと思います。

カリキュラム

 次はカリキュラムの公共経済です。経済卒で必要な知識を備えていると判断された人は基本科目であるミクロ、マクロ、計量経済学、公共経済学の中から最大4単位免除できるとあります。これで思ったのが、偏差値の低い大学の単位でも免除できるのかということです。どういう風に判断するのかと気になります。
 さらに、1年目の夏からコンサルティング・プロジェクトに取り組むとあります。これは学生一人で教員と相談しながら、受入機関に政策提言する授業です。2年目の終盤まで続くので、かなり根気のいる科目だと思います。経済コースは研究させる大学院だなと思いました。他のコースではこのような長期的な授業について書かれていなかったので、必修の授業も多い公共経済プログラムは束縛感が大きいのではないかと思います。きつそうだけど、成し遂げた時の達成感は他のコースでは味わえないかもしれないです。
 さらに、1年目の秋・冬にリサーチペーパーを作成するとあります。コンサルティング・プロジェクトをしながら、卒論に近いものを執筆するあたり、時間が無くなりそうじゃないかと思います。一橋だから数学を使う社会科学には全力なのかもしれません。

科目一覧

 次は科目一覧です。公共経済のところに医療系の科目があります。これも他の公共政策大学院にはない特徴です。
 また、国土交通論という授業があります。先ほど工学のコースが無いと言いましたが、それに代わるような授業がいくつあります。ただ、インフラ系の授業がこれだけなので、志望動機にするのはおすすめじゃないと思います。技術系の科目を学びたいなら、北大の方が良いです。
 他にも医療工学概論という授業もあります。理系寄りの授業はこの2つだけかと思われます。
 あと、この大学院の目玉科目は何なのかを探してみたんですけど、法律や経済で色んなものがあったので、これを絶対取るべきというよりは本人が何を学びたいかで、学生としての個性が現れると思いました。法律や経済で好きなものは大体学べると思います。個人の研究に委ねているのだと思います。

時間割

 次は時間割です。一橋あるあるだと思いますが1コマ105分あります。授業によっては120分のところもあります。その分、授業回数が15回より少なくなっている場合があるんですけど、それでも疲れると思います。

学生募集要項

 次は入学試験についてです。秋の一般試験について見ていきます。まず、研究計画書がありますが、公共経済だけ6千字は多いと思います。6千と3千は分量としてかなり違うと思います。これについては、今までに何に興味があり、大学院で何を目的にして、将来やりたいことを研究計画書の書き方の参考書を見ながら、作成すると良いと思います。出願の時点で経済コースは度胸を試されているなと思いました。
 次にTOEICなどの英語資格の提出が必須になっています。この3つの中だと、TOEICが点数を伸ばしやすいのではないかと思います。過去に勉強法の動画を上げているので見てみてください。
 そして、推薦書も必須です。これはコロナ禍が始まった私が受験生の時ぐらいから必須になっていて、それによって出願を諦めたことがあります。開けた大学院であってほしいので、以前の筆記試験方式に戻してほしいなと個人的には思います。筆記試験の時は経済学検定でA以上取れると公共経済の試験が免除になっていたので、お得な面もありました。

パンフレット 

 次は大学案内のパンフレットです。教員紹介のところを見ているんですけど、誰が実務家教員なのかが分からないです。どこの省庁から来ているのかが分かることで、将来働きたい省庁の職員から直接話を聞けることを事前に把握して志望動機にできるので、なんで明らかにしないのかなと思います。
 そして、進路情報です。国家に進む人が多いです。地方でも県庁が多いので、広域行政をやりたい人が集まっているのかなと思います。民間も有名企業しか無いので、意識高いなと思います。地元志向の人があまりいなさそうです。
 また、学生構成を見ると、グローバル・ガバナンスが一番多いです。国際性が豊かなのかなと思います。先ほどから触れている公共経済は公共法政と同じく少数となっています。

まとめ

 ということで、今回は一橋の公共政策大学院のホームページを見ていきました。公共経済プログラムで学業をすると忙しくなりそうだなと思いました。それに比べて、他のプラグラムだとどのような学生生活をしているのかが気になりました。こういうのはネットからだと見えてこないので仕方ないです。ここまでご視聴いただきありがとうございました。チャンネル登録と高評価よろしくお願いします。