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修士課程と博士課程がある大学院です
専門職学位課程は廃止されています
概要
・日本で最初の公共政策大学院「公共経営大学院」の後身 ※現在は修士課程
・①共通基礎科目→②専門研究科目→③専門研究セミナー+実習科目、実践科目
①:哲学・政治学・経済学を基盤とした必修科目
②:「地方自治・行政分野」、「政治・国際・比較政治分野」、「日本学関連分野」、「公共政策・公共経済分野」に分かれる
③:修士論文を完成させるための演習指導
・修了課程要件→32単位と修士論文審査に合格(論文は4万字)※博士は20万字
・研究指導→メイン・アドバイザー、サブ・アドバイザーの2人、全教員による合同指導も適宜
・博士課程が3年間→チェックポイントとして試験が複数←とにかく勉強
引用先
グローバル公共政策コース – 早稲田大学 大学院政治学研究科
3つのポリシーと学修成果
カリキュラム・ポリシー
①修士
・地方自治・行政分野、政治・国際・比較政治分野、日本学関連分野、公共政策・公共経済分野の4分野から構成される「専門研究科目」を置き、基礎の講義科目と応用のワークショップ科目を組み合わせている
・実習科目、インターンシップやフィールドスタディを行う実践科目を挿入
②博士
・合同研究指導の機会などを通じ、個々の教員だけでなく、コース関係教員全員でも博士号取得に至るまでの指導を行う体制を取っている
アドミッション・ポリシー
・進学する者は修士課程在学中に方法論の科目を修得すること、作成した修士論文が政治学研究科の定める一定水準以上の評価を得ること、博士論文完成に向けてフィージビリティのある研究計画を作成することが求められる→博士進学前提?
学修成果およびアセスメントポリシー
修士課程
・進学先や就職先等のニーズに応えられるレベルでの実証分析を行うことができる→就職も視野に入れることができそう
引用先
入学試験要項(4月入学)※2023年時点の内容
・出願9月
・第2次試験合格12月
他の大学院は9月、10月に合否が決まるため、時期としては遅い方
修士課程
・募集人員25名+若干名→2023年の入学者が公共政策も含めた全コースで52人*1/定員135人
入学者数が少ない可能性があるが、コース別の人数が不明、書類や面接の審査が厳しい可能性もあり得る
・提出物(一部)
研究計画書:5000字以内
中身→①経歴・志望理由等、②研究課題名、③研究の要旨*2、④研究の背景、⑤リサーチクエスチョン*3、⑥研究方法、⑦研究の学術的な独創性・そのほか社会一般に与えうるインパクト、⑧書誌情報
※指導を希望する教員名を書く必要があるため、教員紹介などのページから事前に論文を読んで受験生の希望に合う先生を考えた方が良いと思います。
英語能⼒試験スコアカード→TOEICも提出できる※有効期限2年以内
・試験内容
1次:書類・英語能力審査←書類による審査 2次:面接
研究計画書が書けて、面接の受け答えに慣れておきたい
博士課程
・出願12月、合格発表2月
・提出物(一部)
論文概要書、提出課題、研究計画書、英語能⼒試験スコアカード
・試験内容
1次:書類、英語能力審査 2次:面接
引用先
科目
・フィールドスタディを集中講義でしている←実践的よりも事例研究の特訓?
・それ以外の科目で珍しいものは無し→興味ある科目を履修しよう
引用先
まとめ
・論文を完成させるための教員指導が手厚い
・専門職の公共政策大学院の中では一番研究に専念できそう。一橋よりも指導体制が整っている
・他の公共政策大学院より自由な時間を作ることが難しそう
・就職先の細かいデータは無し(専門職ではないから就職者支援は想定していない?)