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【希少種】Eランク大学にいる勉強好きな人の特徴-Fランで真面目な人の実態を明らかにしたい

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 ネットで「Fランク大学 真面目」で検索するとFラン大学に真面目な人はいるのか?というサイトが複数出てきます。いくつか覗いてみましたが、単に真面目な人が少なくともいると書かれているだけで、どのような様子をしているのかなどの具体さがありませんでした。

 筆者の母校は学部間でばらつきはありますが偏差値が45程度の私立大学です。厳密には1つ上のEランク大学*1だと思いますが、大多数の学生の雰囲気がネット上にあるFランク大学の特徴に似ていたり、当時の内部生によってはFランと呼ぶ人もいたため、この記事では、筆者の母校での体験を基に、知られざる底辺大学に在学する希少種である勤勉な学生の特徴を明らかにしようと思います。

 この記事では真面目な人の定義を「学業以外に資格や学術など興味のあることに対して机に向かって取り組んでいる(読書や参考書を頭にインプット等している)人」とします。学業表彰された人も入れようか悩みましたが、人によってはなぜこんな人が選ばれるのかだったり、筆者が知り合った勉強オタクは学業には力を入れていなかったりしたので外しました。

 筆者もTOEICで800点以上を取るなどをしていたため、自身の体験も混ぜていこうと思います。

 このブログではネットに転がっているFランの特徴はEランにも当てはまることを伝えるために、以下のようなあるあるやあり得ない話を記事にしています。

【滑り止め】Fランの特徴ってEランク大学のあるあるじゃないの?/実態を暴露します - SJの勉強コンサル

Eランク私立大学に入学して良かったことまとめ - SJの勉強コンサル

【文系・経済学部】Eランク大学のゼミであったあり得ない話-ブラックゼミあるある - SJの勉強コンサル

目次

その前に:真面目なのになぜEランク大学にいるのか

 筆者はTOEICで800点台を取ったことがありますが、同じようにTOEICなどで結果を残した人がいます。覚えている限りだと5人です。学生数が約1万人に対しての人数です。なぜこのような精鋭が偏差値の低い大学に少数いるのかというと、思い出す限りだと以下が挙げられます。

  1. 入学後に勉強に目覚めた
  2. 1人暮らしでも地元からは遠く離れるのは嫌
  3. 実家から通うことしかできなかった
  4. 受験で油断して後が無かった

 筆者の場合、1と2に当てはまります。2、3、4は他の人にも当てはまるのですが、1は筆者だけでした。2と3は地元志向だったり、親の意向と関係しています。筆者を除いて、基から勉強する習慣があった人が多いと言えます。

 4は入学後にやる気が燃え尽きた人にもよく当てはまることです。受験の計画を工夫していれば、ワンランク上の大学くらいには行けたのではないかと考えてしまいますね。勿体ない。

 この後に紹介する特徴は筆者と5人の体験を基にまとめています。

滑り止めで入学

 これは基本中の基本ですが、筆者が出会った人たちは必ず第1志望に落ちて、先ほどの4つの内のどれかが理由で入学しています。入試形態はセンター利用か一般入試です。

 序盤に紹介した5人の志望大学は以下の通りです。

  • MARCH×2(浪人1、現役1)
  • 地方旧帝大(現役)
  • 地方国立大×2(現役)

  このように母校との偏差値の乖離が大きいので、学歴コンプレックスをモチベーションに勉強へ熱意を出している人ばかりでした。

 他にも第1志望に落ちて、燃え尽きて放蕩する人たちもたくさんいました。その人たちも地方国公立大学日東駒専、MARCHなどに落ちていました。落ちたから必ず、勉強好きとして改心するわけでもないということです。

 筆者は地方公立大学落ちです。滑り止めで入った人全体で見ても、偏差値の差が小さく、雑魚キャラ感がありますね。他の人からそこに行くよりは良かったのでは?と言われました。

編入を考えたことがある

 学歴コンプレックスを抱えている分、挽回しようと誰もが編入試験の募集要項を見ていました。筆者も近隣の国立大学の募集要項を丁寧に読んだことがあります。この集中力を高校時代に発揮すればよかったです。

 今の大学で勉強を頑張ろうと開き直る人もいる一方、編入を志す人もいました。編入した人の中には先ほどの5人以外も含めて、早慶や難関国立大に進む人もいました。人生を逆転したなと感じ、羨ましかった記憶があります。さらに言いにくいですが、編入試験に不合格になった人もいました。その人は後にLINEを消去して、音信不通になりました。普段から話す関係だったので、不安になりました。

 筆者は大学院に行く方がメリットが大きいと思ったので、当時の大学に残って特待生を取るくらい学業に専念していました。結局はそこで何をやるかということですね。

TOEICやりがち

 筆者と5人全員がTOEICをやっていました。就活と編入どれかを理由に取り組んでました。筆者も含めてほとんどが平気で800点を超えていました。

 また、大学の制度でTOEICで730点以上か900点以上を取るとお金がもらえて、その実績が年単位で実家に送られてくるのですが、それによると730点以上が10人以上、900点以上が1人でした。900点台がいたことは驚きましたね。筆者も知らないところで努力している人が隠れているということです。

 他にも、行政書士や英検準1級もいました。宅建は30人もいました。意外と努力できる人が多いなと思います。ただし、学生数1万人と比べるとごく一部です。このように、勉強好きな人は様々な資格学習に励んでいます。

図書館が居場所

 筆者もですが、資格学習している人ほど図書館に入り浸っていました。勉強に集中しやすいからだと思います。勉強でお世話になっている分、他の学生よりも図書館への愛着はトップクラスでしょう。

 しかし、図書館利用者の中には勉強しようとしてもよく寝ている、なんちゃってガリ勉が紛れ込んでいることがありました。せっかくの大学生活が勿体無い。

 余談ですが、図書館で勉強している人ほど、Twitterでそのことを報告しているのですが、写真付きで投稿している場合、学内の学生である筆者から見るとすぐに図書館にいることが分かるということがよくありました。

Twitterで勉強垢やってる

 学内の友達が少ないため、SNSで交流を広げて、モチベーションを上げたり、情報共有をしています。

 陰キャラだと思うかもしれませんが、筆者は独学を継続するコツとしておすすめしたいです。そのようなコツをまとめた記事も投稿していますので、気になる方はご覧ください。

TOEIC、漢検、簿記などの独学を4年間継続できたコツ・テクニック - SJの勉強コンサル

Wakatte.tvを見てる

 先ほどの5人の中には直接会った時やTwitterでよくWakatte.tvについて話していました。筆者も当時は勉強へのモチベーションを上げるためにチャンネル登録をして、過去動画をほとんど全部見ながら、最新動画を楽しみにしていました。

 当時の筆者は学歴をアップデートしたいという願望もあったので、Wakatte.tvが栄養源でした。

 しかし、漫然と見ているだけでは何も刺激を得ることができないので、勉強の合間である休憩中に見ておくといいかもしれません。

 以下にチャンネルのリンクを貼っておきます。

wakatte.tv - YouTube

聞き上手

 ここからは性格に関する特徴となります。先ほどの5人を基にした話ですが、直接対面した時やTwitterでメッセージを送った時に、筆者の個人的な悩みや雑談にも真剣に話を聞いてくれる印象がありました。Eランク大学の一般的な学生は、話の内容を理解してくれないことがあったため、良い人達、仲良くなれそうだと感じていました。しかし、筆者は積極的に人脈を広げる気がなかったので、Twitter上の人との関係は進展がなかったです。

 また、勉強はあまりしない人でも浪人生の場合、話の受け応えが上手かったです。一般的なEラン大生より人生の経験値が違うということを実感させてくれました。

悩み事が多い

 最後は、普段から目標のために勉強している分、悩みを抱えている人ばかりでした。編入できるのか、勉強だけできて何になるのだろう、このままで良いのだろうか、などです。考える癖が身に付いている分、悩みも抱えてしまうのだと思います。

 また、学歴に執着し過ぎて4年生になっても再受験を目指す人がいました。就職はどうするのかと気になりますが、コンプレックスで人生を犠牲にするくらい底辺大学にいる勉強好きな学生は、病んでいる側面もあります。筆者も英検準1級に合格できなくて、新学期を迎えることが嫌になったことがあります。ただし、コロナの流行で在宅時間が増えて、気持ちが助かりました。苦労が多いです。このような人たちは。

 そして、筆者と5人に共通していた悩みは人間関係についての悩みだと思います。他の学生と気が合わないことをTwitterでツイートしているのをよく見かけました。筆者もその他の学生の遊びたい、騒ぎたいという雰囲気に全く対応できませんでしたし、課題の答え送ってと要求してくる知り合いに苦労していました。課題関係の人脈については、過去の記事にあるので気になる方はチェックしてみてください。筆者は今の大学院でも、気の合う友達が少ないことが悩みです。

大学生あるある 課題の答え、内容を「教えて」と言われた時の回避法 - SJの勉強コンサル

 これらの悩みによって、一部の人は精神科に行く人もいました。社会問題にならないのですかね。勉強は社会のために役立つと考えているので、勤勉な人ほど恵まれた環境を与えられてほしいです。

まとめ

 今回は底辺大学での体験を基に、Fランク大学にいる真面目な学生の特徴を紹介出来たのではないかと思います。もしかしたら、ボーダーフリーの大学とは違うということでありましたら、コメントでもなんでもツイッターなどで頂きます。ネットではあまり明らかにならない実態を発信できていたら嬉しいです。

 今では、直接会ったことがある勤勉な人ですら、連絡を取っていないため、何かしらの縁があったらと思うことがあります。

 ここまで読んでいただきありがとうございました。

 この記事も動画にしようと考えていますが、以下の動画の再生数が1000回を達成してからにします。よろしければご視聴よろしくお願い致します。

【闇】第2弾Eランク大学の実態7連発-Fランの特徴ってEランでしょ - YouTube

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*1:この記事ではFランク大学の一段上の大学の名称として用いる