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TOEICL&R対策で830点を取るまでに使った参考書10種類を全てランキング化してレビュー!

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 筆者は2022年1月30日時点で英語学習を1年10か月続けてきました。現在のTOEICの点数は2022年1月に受験した830点です。

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 495〜830点までにTOEICの参考書を10種類使ってきました。どの本も思い入れがあるので、今回は主観ですがそれぞれの参考書の使い心地などを真面目に評価していきます。これが今後の英語学習への情報提供になれたらと思っています。

 見やすくするために、ランキングの目次を以下に載せておきます。順位の基準は主にTOEIC用の英語に対応するなら優先したいもの、筆者にとってかなり恩恵を受けたものを上位にしています。おそらく、上位ほど初学者向け、下位ほど上級者向けになっていると思います。

 

1位 TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ

 1位はおなじみの金フレです。これはほとんどの人は文句無いと思います。筆者は1年くらい使いました。TOEICに必要な単語が1000+α個収録されているため、効率よく単語力を上げることが出来ます。また、解説や例文で著者のネタが入っていて、ストレスが緩和されるのもポイントです。これ以上詳しく述べる必要はないでしょう。圧勝です。ですが、高校英語までの基礎的な単語力が欠けている人は銀フレなどのより簡単なものをやると良いかもしれません。

TOEIC L&R TEST 出る単特急 銀のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)

 

2位 公式TOEIC Listening & Reading 問題集

 再び御用達の公式問題集です。マニアなら当たり前ですが、スピーカーは本番と同じ方で録音していて、傾向を把握することにも役立つため直前期は必ず必要でしょう。しかし、批判として公開テストより簡単やスピーカーの種類が少ない、問題量の割に高いなどがあります。しかし、本番と同じスピーカーでリスニングできることは対策として価値が高いので、必ず1冊以上はやっておくと良いです。なるべく最新のものから手を出しておけば、最新のTOEICの世界観に触れることができるでしょう。最近のTOEICは登場する技術や場面の現代化が進んでいます。筆者は4,6,7,8を使いました。また、5は他よりも多めにスピーカーが録音されているということで、ネット上では勧められているようです。

公式TOEIC Listening & Reading 問題集 5

 

3位 TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術

 ここからは筆者が恩恵を強く受けたもの順になっています。まず、この直前の技術はTOEICで効率よく解くためにすぐ使えるテクニックが1冊にたくさん載っています。筆者はテクニックだけでリスニングが5割から7割まで上がったことがあります。現在だとYouTube上でもテクニック解説動画たくさん投稿されているため、代替が効くかもしれませんが、たくさんありすぎてどれを信じればよいか分からない人にはこの本が向いていると思います。ただ、小手先のテクニックも載っているので、この参考書も初心者向けになります。

 

4位 TOEIC(R) L&Rテスト 究極の模試600問+

 この本の魅力は模試から効率よくインプットするための3回チャレンジ法が解説されていることです。筆者はこの方法のおかげで模試を使い倒すことが出来るようになったと思います。難易度は公式問題集よりも少し難しめ程度だと思います。悪問は少なめでしょう。しかし、解説の訳が意訳寄りで英文と日本語を結びつけにくかった記憶があります。また、答えの解説ページの下部にチャット形式の漫画が載っていて、分厚い量をこなす苦しさを気晴らしてくれました。それよりも、これを4位に選んだのは3回チャレンジ法を知ることが出来るからです。筆者にとって大きな収穫でした。

 

5位 関正生の TOEIC® L&Rテスト 文法問題 神速100問 

 この本では基本的な文法を詳しく解説しているところが特徴です。問題を解くときに考える必要がない細かい文法解釈も含んでいます。また、豆知識も含まれているので、面白く読み進めることができました。ただし、目標スコアが最大で880となっていますが、筆者の感覚ではそれよりも初心者向けの内容だと思います。また、問題数は102問です。

 

6位 極めろ!リーディング解答力 TOEIC® L & R TEST PART 7

 この本はページ数が700以上あり、Part7の問題演習がたくさんできることが特徴です。しかし、1ページに文字が大量に載っているわけではないので、ページ数の割にはスラスラ解き進めることが出来ます。しかし、難しい問題が多めだと思います。筆者は半年で3周以上しました。1周目は1ヵ月で終わりました。長く使えることも特徴です。3周目までは普通に時間を測って解き、解説を読んでいましたが、4周目からは解説だけはあまり読まず、音読していました。使い方を工夫することが長く使うコツです。

 

7位 極めろ! TOEIC® L&R TEST 990点 リスニング特訓

 筆者はまだこの参考書を2周目の途中までしか使っていないため、この順位にしました。この本はスピーカーがとにかく早く、引っ掛けの問題が多い上にたくさんの問題が載っていることが特徴です。1周したときはとにかく難しい印象でした。最初はオーストラリア人が聞き取りにくかったのですが、慣れてくると逆にアメリカ人の発音がネイティブ過ぎて早いため、難しく感じました。800近い人からなら力試しにふさわしいと思います。おかげで、本番のリスニングが遅く聞こえました。一方、カナダ人女性は比較的聞き取りやすいです。また、ミニ模試として1セット12問が50回分に分かれている構成になっています。これにより、時間を分けながら取り組むこともできるため、とても使いやすかったです。さらに、復習の手順も載っています。よく出来た参考書だと思います。

 

8位 TOEIC(R)テスト新形式精選模試リーディング・リスニング2

 8位に精選模試というのは意外でしょう。なぜかというと、これを使った当時の筆者はまだ600点に届くかも怪しい初心者だったからです。3回チャレンジ法などの模試の使い方も知らなかったため、とりあえず解いて、我流で復習していました。しかし、解説はかなり分かりやすく、難易度は難しめになっているので、800以上取りたい人は強くお勧めします。今使っていたら、上位に食い込んでいたに違いありません。評価は2の方が高いようですが、最新の3か総合の方を買った方が、傾向把握として役立つと思います。

TOEIC(R) L&Rテスト精選模試【総合】

TOEIC® L&Rテスト精選模試 リスニング3

TOEIC® L&Rテスト精選模試 リーディング3

 

9位 1日1分! TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック! 2

 ここからは筆者としてはあまり、使うメリットを感じなかったものになります。まず、こちらの千本ノックはYouTubeで紹介されていたので購入しました。人気シリーズであるようです。特徴は問題の後ろのページに答えが載っていて、短時間でも勉強できること、コンパクトなサイズなため持ち運びが楽なことだと思います。しかし、先ほどの「神速100問」よりは淡々と解き進めることができたため、新しく知識が身に付いた感覚がありませんでした。さらに、読者の勉強法みたいなものも載っていますが、必要性を感じませんでした。

 

10位 キクタTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 990

 最下位はキクタン990です。なぜかというと、「千本ノック」と同じように難しくなかったからです。おそらく、筆者が過去に「英検準1級のパス単」を使っていたことが原因だと思います。1周目の時点で8割は既に知っている単語でした。今だったら、「黒のフレーズ」か「暗黒のフレーズ」が900点以上を目指すのに良い参考書だと思います。正直、この参考書が今後出る幕は無いと考えています

 この本では例文がTOEICで出てきそうなものから、現実の政治、経済に関するもので構成されています。英検のパス単に似ていると思います。正直、TOEIC用の対策をするなら政治・経済の例文は必要なのか疑問でした。

キクタンのレビュー動画もあります

【830点がレビュー】キクタン990はTOEIC用に使えない/おすすめ英単語帳 #shorts - YouTube

TOEIC L&R TEST 上級単語特急 黒のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)

TOEIC L&R TEST 超上級単語特急 暗黒のフレーズ (TOEIC TEST 特急シリーズ)

まとめ

 ここまで、読んでいただきありがとうございました。今回は筆者が今まで使ってきた参考書全てに順位付けし、評価していきました。TOEICを始めたばかりの人の方がより納得できるランキングだったと思います。また、参考書を選ぶときはネットの意見も加えて、実際に書店で手に取り、中身を見た方が良いですよ。